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青学-渋谷2丁目エリアの片隅にある「みきじろう整体」の日常を徒然なるままに...
by raimiki
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人様のお体に無理なく心地よい変化を起こす整体を目指し、日々ココロとカラダのことをあれこれ妄想しておりまする。

渋谷ヒカリエから徒歩5分 
「みきじろう整体」
03-6805-1079
【みきじろう整体】
懐かしのNHK時計
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facebookからグッときた話

お客様のすすめで先月からfacebookをやっております。

とても上質な情報や話が飛び交い、良識ある大人の人がやっているだけあって、非常にいいです。

ミ○シィなどの匿名と違い、皆実名で発言に責任を持っているし、なんといっても人との思いがけないつながりがあるのが大きなポイント。これはすごい!

てなわけで、そのつながりの中から、とてもグッときてしまったお話をご紹介。

今の自分、そしてこれからの長いであろう人生にとっても、生き方の核になる話だと思いました。

僕は紙に印刷して何度も読みました。

では以下にそのお話を
(ちょいと長いですが、ご精読よろしくお願いします。(T人T)ナムナム )

【ひたすら目の前のことに取り組む】

何か悲観的な気分に成っていると思ったとき、自分が過去・現在・未来のどの時間に入り込んでいるかを考えるようにしています。 そうすると悲観的な情緒が生まれてくるのは、ほとんどの場合、未来に住もうとしているときだとわかります。

自然や動物は、未来を予測したり出来ない代わりに、未来を悲観していまを犠牲にしてしまうことがありません。 人間様だけが、ときどき未来を自分で操れるかのように思ったり、もはや未来の可能性はないと諦めてしまう。

未来を予想するという禁断の果実を食べてしまいました。

未来の嫌な予想で、気...づかないうちに憂鬱になっているのに気が付いたら、ただちにいまここに自分を取り戻すことが必要です。 いまここには、たとえ残念な現実があったとしても、それを引きずることはありません。

ただ、いまが辛くて、痛くて、悲しいだけだからです。

いまそれを受け入れてしまえば、そこで完結しておしまいになり、やがて意識から消えていきます。

震災から日にちが経つにつれて、実際に自分が経験したわけではないのに、不安になったりフラッシュバックを起こす人がでてくると言われるのは、おそらく直接被災を経験された方とは別のメカニズムが働くのでしょう。 それは、未来への不安をいだくのと同様に、悲惨な映像を何度も見て、しかし自分ではそれを「いま」において経験をしていないから、いつまでもそれが終わりを迎えることがないのです。 神戸の震災の時には、わたしは東京にいましたが、かつて住んだことのある東灘の被害の様子を何度も聞かされるうちに、自分があのときのままそこに住んでいたらと勝手に想像して不安になり、初めて制御できない感情の継続というものを経験しました。

不安や恐怖というのは、直接相手になって闘おうとすると余計にまとわりついてきます。

やはり一番いいのは、いまここにひたすら留まることです。 外敵に気づく直前まで、楽しそうにさえずる小鳥のように、いまはいまのことに集中しそれを楽しむ。 その自然なあり方から外れてしまったのに気づいたら、どんな理屈も言わずにただちに、いま目の前のことに立ち返ることです。

3週間ぶりに漂流しているのを救助された犬の話題がありました
どうやって生き伸びたのかはわかりませんが、人間だったら諦めて力尽きていたかもしれません。 犬にとっては幸いにも何も希望は見えなくても、ただいまを生きることだけに集中できたからこそ、生きていられたのではないでしょうか。

ここに考えさせられるロバのお話があります。

古代中国のあるところで、村人達が役人から皇帝のための寺院を建てるように命令を受けました。役人は、もし指定の期日までに寺院が完成すれば、村人達に多くの報酬を支払うことを約束しました。

寺院を建てる場所に選ばれたところには井戸があったので、村人達は寺院を建て始める前に井戸を埋めなくてはなりませんでした。村人達はロバに土や泥を運ばせました。

ある日、事故が起こりました。ロバが井戸に近づき過ぎて足を滑らせ、井戸に落ちてしまったのです。村人達はロバを引っ張り上げようとしましたが、うまくいきませんでした。何度も試みた後、村人達はロバを助けるために時間を取りすぎていることに気づきました。

寺院完成の期日を考え、村人達はロバを犠牲にすることに決めました。村人達はロバを生き埋めにするしか方法はないと思い、井戸に土や泥を入れはじめました。

ロバは村人達が何をしようとしているかに気づき、悲しげに鳴き始めました。村人達はロバの悲痛な鳴き声を聞きながらもそれを無視しました。ロバは彼らの得る報酬に比べるとそれほど価値がなかったので、土を入れ続けたのです。

しばらくすると、ロバの悲しげな鳴き声がやみました。村人達は何が起こったのか、ロバはもう死んでしまったのか、それともただ単にあきらめたのか、一体どうしたのかと不思議に思いました。

気になって井戸を覗いてみると、驚いた光景を目にしました。ロバは元気に生きています。土や泥が降りかかってくると、ロバは体を揺すって振り払い、足元で土が固くなるまで踏みつけるのです。踏みつけることによりしっかりした足場ができ、ロバは少しずつ上に上がってくるのです。

ついには、ロバは井戸のなかから飛び出るのに十分な高さまであがってきました。ロバは力強いひと蹴りで井戸から飛び出しました。村人達は驚きのまなざしでロバが頭を高く上げて走り去るのを見ました。

「しばらくすると、ロバの悲しげな鳴き声がやみました。村人達は何が起こったのか、ロバはもう死んでしまったのか、それともただ単にあきらめたのか」

これが人間の一般的な見方なのでしょう。

しかしロバはただ、目の前の現実だけを見つめ続けました。

じつはそれが、自然では当たり前なのかもしれません。

いまの現実に目をつぶって未来や過去を見るのは人間だけです。

おかげで自然の動物は神経症にはなりません。人間は未来を予想するという宿命を背負ったために、ロバの真似は出来ません。
そんな人間にできることは、偏らずにバランスを保つことです。
将来の設計図を描くとしても、未来にばかり生きていたのではやがてバランスを崩します。

いまに充分に踏みとどまることを忘れるわけにはいきません。
そのためには、単純なようでも「いまを楽しむこと」が一番の方法なのだと思います。
いまの苦痛を避けるために未来に逃げ込んでも、やがて現実との接点を失う事になるでしょう。 悲しいときは泣く、痛いときは痛さを感じる、楽しいときは笑う。 それがいまに生きることであり、そのときそのときの出来事を完結させるということなのでしょう。

作成:: 高田 佳和さん
by raimiki | 2011-04-09 08:59 | 日々のあれこれ
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